グーグル新CEO、愛される理由は?

グーグルの新CEOを務めるサンダー・ビチャイ氏。現在43歳の彼は入社11年目。彼はインド南部の人口400万人の街、チェンナイで育った。母親は速記者として働き、父親は電気エンジニアで部品の組み立て工場を経営していたそうだ。
一家の住まいは二間のアパートだった。弟と二人でリビングで寝ていたそうだ。ビチャイ家には自動車がなく、サンダーが12歳になるまで電話もなかったという。学業優秀だったサンダーはインド工科大学でエンジニアリングを学び、奨学金を得てスタンフォード大学に進んだ。そこで博士号を取得し、研究者になるつもりだったが途中でシリコンバレーの半導体メーカーApplied Materialsでエンジニアの職を得て大学をドロップアウトした。2002年にビジネススクールのウォートンに進み、MBAを取得。マッキンゼーでコンサルタント職を務めた後、2004年からグーグルでの仕事を始めたという。
グーグル入社後はまず、検索ツールバーを担当する小さなチームに所属した。グーグルが自社製ブラウザを開発するというアイデアはサンダーの発案だったそうだ。その後、Chromeは大成功を納め、今や世界の市場シェア45%を獲得している。
サンダーの存在は以前から広く業界の関心を集めていたそうだ。ツイッターは2011年当時、サンダーを引き抜こうとしたとの報道もある。サンダーは控えめで、人々に共感を示し、支援を惜しまない態度で難しい判断を行っていくタイプだという。サンダーは対立することを避け、協調の大切さを力説する。彼は常にチームのメンバー全員に、任意の意義を理解させることを徹底する人物として知られる。グーグル製品のマネージャーだったミニー・インガーソルは「彼は常に人間関係を良好に保つ人です。彼のことを悪く言う人はいません」と話しているそうだ。
また、サンダーはラリー・ペイジの右腕的役割を果たしたことでも知られている。彼と8年間を過ごした同僚の一人は「サンダーを嫌いな人、またはサンダーが馬鹿だと考えるグーグル社員は一人もいませんよ」と語る。最後に勝つのは人から好かれる人物なのだ。

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