ベビーカーと電車事故、過去にも

東京メトロ半蔵門線の九段下駅で、車両のドアにベビーカーが挟まったまま電車が発車した事故について、過去にも何度か似た事故が起こっていた。
このため、ベビーカーはパイプの太さで安全基準が改正、JRや私鉄各社は事故防止にホームドア設置など各所で対策が進められている。
今回の事故では、車掌は、緊急停止ボタンが押されたことに気が付いても電車を止めず、ベビーカーのパイプも細いものだったためドアが異常を感知しなかったという。
南海電鉄では2007年9月、荻原天神駅でベビーカーの取っ手部分をがドアに挟まれたまま発車する事故があり、母親がホームで転倒し負傷している。
同駅はホーム見通しが悪く、ホームがカーブしている駅では車掌だけでなく運転士も乗降確認を改正、ドアが検知する異物の大きさも30ミリから20ミリに改正した。
JR東日本でも07年5月、神田駅でベビーカーが電車に引きずられ男児が負傷している。
これをうけ同社は、車両のドアの接地面を硬いゴムに変更して異物を検知しやすくし、ホームドアの設置も進めている。
今回の事故は車掌がまだ研修を終えたばかりで不慣れだった点もあるのだろう。至るところで改善点が見つかりそうだ。

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